睡眠不足

朝、目の下にうっすらとクマができてしまい、家族や友人に睡眠不足を指摘された経験は、多くの人に経験があるのではないでしょうか。クマ=睡眠不足はよく言われることですが、原因についてよく知らない人もいるのではないでしょうか。今回は、睡眠不足で目のクマができるメカニズムについて紹介します。

目の下の皮膚はとても薄い

睡眠不足で目のクマができる理由の1つに、目の下の皮膚の薄さがあります。身体の表面は皮膚で覆われていますが、中でも目の下は最も皮膚の薄い部分。通常の皮膚の厚さが、0.2mmであるのに対して、目の下の皮膚の厚さはその4分の1である0.5~0.6mm。これは茹でたまごの薄皮の厚さに相当するものです。人間の皮膚の下には、血管が張り巡らされており、目の下の皮膚が非常に薄いために、血液が透けてみえるのです。そのため、目の下の皮膚が普通の人よりも薄い人では、睡眠不足でなくてもクマが現われたり、血管が透けてみえることもあります。

血液は赤いのに青クマができるのはなぜか?

血液というと真っ赤な液体をイメージする人が多いかもしれません。血液は赤いのに、青っぽいクマが出るのは不思議ですよね。血管には大きく分けて、静脈と動脈があることは、中学校の理科の授業で習ったと思います。採血で気づく人もいますが、ふつう静脈には酸素が少ないため、赤黒い色をした血液が流れています。一方、動脈は酸素を十分に含んでいるので、血液は真っ赤な色をしています。(ちなみに、酸素の量で血液の色が変わるわけは、酸素を運ぶヘモグロビンによるものです。)

また、人体の構造上、身体の表面側に多いのが静脈で、もう少し深い部分に動脈があります。そのため目の下のクマでは、赤黒い血液が流れる静脈の色が反映されているのです。

睡眠不足でクマが悪化するわけ

健康な人でも、目の下にうっすらクマができることがありますが、睡眠不足や疲労がたまると、さらにクマがはっきり現れるようになります。人間の体は自律神経によってコントロールされ、オンオフの切り替えを行っています。睡眠が不足すると、体のオンの状態が続くため、血管が収縮し、血液の流れが悪くなります。すると、今度は血管がうっ血しやすくなるためクマがよりはっきりと見えるようになるのです。 

まとめ

もともと皮膚の目の下は、クマができやすい特徴があります。クマが気になる人は、まずは睡眠時間をしっかり取るなど、生活習慣の改善から行っていきたいですね。

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