目の下の膨らみ

涙袋の下にもう1つあるふくらみ。さらにその下にはクマがある…。こんな症状に悩んではいませんか?今回は、目の下のふくらみの正体とその原因について、詳しくご紹介していきます。

目の下のふくらみの正体

ぷにぷにと柔らかく、でも皮膚が伸びたような感触のあるこのふくらみ。実は、その正体は脂肪でもあり、たるみでもあるのです。そして、このタイプのふくらみには、皮膚が盛り上がったために影ができてしまうせいで、クマのように見えてしまう黒クマが付き物です。その原因を理解するために、まずは目の周辺の構造について少し見ていきましょう。

目の構造

目は、顔の中でも眼窩と呼ばれる場所にあります。頭蓋骨の模型をイメージしてみてください。その中で、目のある位置にある大きなくぼみを眼窩と呼びます。眼窩には目の周りの組織に必要な血管や神経に加え、目を動かすための筋肉、まぶたを開閉するための筋肉、クッションの役割をする脂肪、それを支える靭帯などさまざまな構造が入り組んでいます。
例えば、目が骨に接触している構造だとすると、頭をぶつけたときにはそのダメージが直接目に伝わってしまいます。こうならないように、目の周りは脂肪で包まれて守られているのです。そして、この柔らかい脂肪は筋肉や靭帯に支えられて、その場に留まることが可能となっています。
目の下のふくらみは、この筋肉や靭帯がゆるみ、脂肪を抑える力が弱くなってしまうせいで、眼窩にある脂肪が盛り上がってきてしまったものです。

目の下がふくらむ原因

筋力の低下

最も一般的な原因は、老化による筋力の低下です。年齢を重ねることで手足の筋肉が落ちていくのと同じように、目の周りの筋肉も低下していきます。しかし、最近では若い人の間でも筋力低下が問題となっています。
目の下の筋肉は、瞬きをする時に使う筋肉です。しかし、デスクワークや勉強のために1日中目を酷使していたり、パソコンやスマホを長時間操作するような環境では、無意識に瞬きの回数が減ってしまい、年齢に関係なく筋力低下が起こっている可能性があります。

コラーゲンの減少

皮膚を構成しているタンパク質として、コラーゲンやヒアルロン酸などの名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。これらのタンパク質は、緻密に組み合わさることでキメの細かい肌を作り上げています。また、コラーゲンやヒアルロン酸は保湿力に優れているため、皮膚を乾燥から防ぐ働きもしています。
これらのタンパク質は体内で生成されていますが、その生成量は加齢とともに減少していきます。このため、年齢を重ねることで肌のハリが落ち、たるみやすくなってしまうのです。さらに、皮膚が乾燥するとしわが寄りやすくなるため、さらなるたるみの原因となります。

化粧品による悪影響

化粧品には油分が多いものや、肌を刺激して傷めてしまうものもあります。油分の多いものは、皮膚にべったりとこびりつき、まぶたの重りとなってしまいます。すると、皮膚が伸ばされてたるみが強くなることで、目の下のふくらみも大きなものとなってしまいます。
また、目の周辺の筋肉は薄く細いため、物理的な刺激に対して容易に傷んでしまいます。化粧をしている間だけでなく、落とす際に強く擦ることでも、皮膚や筋肉、靭帯に悪影響を与えてしまう恐れがあるのです。
黒クマは単なる色の変化ではなく、皮膚が盛り上がる結果生じる影です。このため、コンシーラー何重にも叩き込んで隠そうとするのは逆効果になってしまいます。

まとめ

目の下のふくらみは、その主な原因が加齢によるものであるため、誰にでも起こり得るものです。しかし、日常生活に注意を向けることで、その進行を遅らせることは十分可能です。年齢を重ねても美しい肌を保つために、今日から少しだけ意識してみてください。

神戸中央クリニック

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